ドーン・オブ・ザ・デッドを観るの巻

この後、カローラで逃げます。


そういえば先日、

ずーっと観たかった『ドーン・オブ・ザ・デッド』をやっと

観ることができた。

俺はゾンビものが結構好きで、こういう映画を観ていて

「ドキッ!」

っとするものが好きで、良くこういう類のものを観る。

最近でいえば

『バイオ・ハザード』

が一番のヒットだった。

ゾンビものにアクションも入っていて、本当に最高だった。

『エイリアン2』もその類だな。


『バイオ・ハザード』は、

そんな類の映画の中では、今までで一番

「ドキッ」

回数が多かった映画だと思う。

いや、そういうように作られた映画なんだろうな。

ある意味新しいジャンルの映画。



俺は中学生の頃からゾンビもの、ホラーものを完全制覇しようと

友人のタカシと一緒にそういうビデオを観まくって、

こういう映画の特性をすべて見切るほどに学習した。


例えば、カップルが難を越えて落ち着いたときのカメラアングルを観ただけで、

『あ、三秒後に後ろの壁から

「ダーッ!!!」

ってゾンビが突き破ってくるわー。』

って分かるようになった。

そうすると、どのホラー映画を観てもつまらなくなって、

俺らのホラー映画勉強会は当然のようにフェードアウトしていった。

ホラー映画卒業の瞬間である。


その後はエックスのビデオやセックスピストルズのライブビデオを観て、

ロックについて学習するようになった。

エックスのビデオを観ては感動して泣き、

ピストルズを観ては

「ヘタクソでもいい!魂がこもっていればいい!

なんなら鼻を自分でぶん殴って鼻血を出してパフォーマンスすればいい!」

と学んだ。


おっと、今日のテーマは

ドーン・オブ・ザ・デッド

だった。

俺の感想はこうだ。

『ゾンビは近年、足が速くなった』

である。

俺が思うに、

『トレインスポッテイング』のダニー・ボイルが監督の

『28日後』

という映画から、ゾンビは足が速くなったと思う。

しかし、嫁は

「いや!もっと前からゾンビは足が速かった!」

とのこと。

バタリアン』で、

走ってきたじゃない!

「ワタシコワカタ」

と、自慢のカタコトで言われると、

そういえば冷凍庫から出てきたゾンビは

真っ裸で走って襲ってきたなぁなんて古ーい記憶がよみがえってきた。

が、そんな『走り』じゃないのだ。

嫁さんは今回の

ドーン・オブ・ザ・デッド』は観ていない。

人間がゾンビになって、人間を追いかける速さが『リアルに早い』のだ。

これは観ていない人には一度観て貰わないと通じないのだ。

苦手でも、初めだけでもいいです。

初めだけでも面白いから。

カローラで主人公が逃げるから。